後付け本格ミストサウナでコスパ最強はコレ!

 

ミストサウナ最大のデメリットといわれる30万~40万円前後の購入設置のコスト。さすがに金額が高すぎて無理だと諦めてしまう人も多いと思います。今回は、最大限コストを抑えられて。本格的なミストサウナが味わえるノーリツ「AMU-2」を紹介!

後付けミストサウナ ノーリツ / AMU-2

 

 

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ノーリツの後付けミストサウナ「AMU-2」は、5~10分で浴室を暖められるミスト発生させます。温度調整ができる大・小ノズルが20個もついていて、ユーザーの細かい設定が可能になっています。また「ハード/ソフト/リズム」3つのモード(浴室暖房・半身浴・マッサージなど)シーンに応じた使い方ができる本格派です。

メーカー希望小売価格は72,000円(税抜)ですが、今はネットだとかなり安く手に入ります。

浴室の環境や、設置を頼む業者によって、トータルの価格も変わりますが、本体は、35,000円~5万円程。取り付ける工事費が1万~2万円。給湯元を分岐させる水栓(別売り)を加えてもプラス1万円ちょっと。

一般的なミストサウナだと、浴室の天井に取り付けるタイプが多いですが、新築でないリフォームだと、新たに熱源機(蒸気をつくるボイラー)を設置しないといけなっかたり、本体と工事費を考えると「30万円~以上」の予算が必要になってきます。

AMU-2なら、DIYの知識のある人なら自分で取り付けることもできますし、安い業者さんを選べば、トータルで5万円、高くても8万円程で設置ができるので、「低コスト」が大きな魅力になっています。

 

口コミと評判

まずは購入者の口コミと評判をチェック!


2018年3月3日 Amazonで購入
寒いときは良くぬくもり重宝しています。この価格は大変お買い得。


購入者(楽天レビューより引用)
以前から簡単なミストサウナを探していましたが、乾燥機と併用しなくて単独で使えるので購入しました。到着後早速取り付けて使用しましたが、想像以上にミストが多く気持ちが良く、サウナ後も体が良く暖まった感じがしました。取り付けが少し不安でしたが、事前に質問していたので全く問題なく取り付けする事が出来ました。


購入者(楽天レビューより引用)
うちのタイル張りの風呂場が冬になるととても寒くなり、出来れば一番に入浴したい高齢の母の悩みの種でした。壁に取り付けるタイプの浴室暖房も考えたのですが、結構な価格なので二の足を踏んでいました。それであれこれ調べてみて、この商品の購入した訳です。取り付けはDIYを多少やっている人なら自分で出来ますし、風呂好きな妻などもミストが使えていいと思いました。実際使ってみると60℃のお湯で10分くらい稼動すれば、お風呂の中はまるでサウナのようにムッとする位温かくなります。

購入者の口コミでは「コストの安さ、暖かさ」が高評価のポイントになっています。調べてみても良い印象の口コミが多いですが、デメリット部分はないのか?もう少し深い部分を掘り下げていきます。

 

感想レビュー

以前紹介したノーリツのミストサウナにハマってしまい、より本格的な「AMU-2」を昨年に購入。実際の使用感と注意点なども交えてレビューしていきます。

使用環境(参考データ)
浴室の広さ 3畳(約4.8㎡)
外気温(1月~2月) 1℃~8℃(東京)
浴室の温度 3℃~10℃

給湯設定温度が60℃の環境では、ミストのスイッチを入れて3分程度で20度~30度に上がります。ゆっくり服を脱いで入れば、浴室内は温かい温度なので肌寒さはなくなります。

5~7分で40℃近くになり、それ以上になるとサウナのような空気感。

寒さを感じるストレスがないのは嬉しいですし、ミストで体を流せることも新鮮。またミスト特有の肌や喉まで加湿されている感覚があるので、サウナのような保湿浴が好きな人は喜びそうです。

注意したいのは、シャワーと同じ給湯のお湯を分岐水栓を通じて使用するため、同時にシャワーを使えば熱いお湯がでること。ミストは必ず止め、温度を下げてからシャワーを使うようにしていますが、高齢者や子供がいる家庭では使い方に注意が必要になります。

 

また給湯温度が40℃程度だと、暖まるのに少し時間が掛かります。寒冷地域では5分作動させても、少し肌寒さを感じるかもしれません。設定温度は給湯器のスペックで決まるので、高温に設定ができない場合は、すぐに暖まるというより徐々に暖まるイメージで考えておきたいですね。また同じ理由で浴室サイズが広すぎると速温効果は薄くなると思います。

意外なところだと、石鹸はミストに溶けやすいので、水滴が掛からないようにしておくこと。私は石鹸は使わないのですが、いつのまにか石鹸が小さくなってしまった人もいるようです。

ミストサウナはオールシーズン使えるので、夏は低温でミストを浴びると、入浴後に体を拭いたあとに汗で肌がベトつくことが無くなったのは、すごく気持ちいいです。

「AMU-2」の電源は単1アルカリ乾電池(2本)で配線工事はいりません。電池でも1年くらいは使えますし、電池が切れたときに警告表示があるのですぐに分かります。また水を多く使って水道代が高くなる?と思ってしまいますが、ミスト自体は使用する湯量が少ないので。ガス代や水道代が高くなったと感じることはなかったです。

 

設置費用と浴室環境

水栓の交換はしたことがあるので、自分で取り付けようと思っていたのですが、ちょうど知り合いの業者さんと話す機会があって「AMU-2」の評判などを聞いていたら、ササーっと話が進んでしまい、設置まで頼むことになりました。

以下が今回の掛かった費用です。

購入設置の費用
ミストサウナ本体 3万4980円
給湯元分岐AMU-2(別売り) 1万円
工事費 1万5000円
合計 5万9980円(税込)

本体と分岐栓を少し安くしてくれたのですが、知り合いに全部甘えるのは嫌だったので、工事費を多めに支払っています。結果的に、ECサイトで購入するのと変わらない価格になっています。

設置に掛かった時間は、「作業者2名で1時間弱」でしたが、浴室の環境によっては、もう少し時間が掛かるかもしれません。本体は、ミスト噴霧が洗い場の中央になるように設置するのが理想ですが、今回は間取りの関係上、中央より少しずらして設置。壁の中央に取り付けるスペースがある浴室なら、かなり相性は良いと思います。

給湯元分岐 AMU-2(別売り)
現在サーモ水栓を使っている場合に取り付ける
シャワー用とミスト用のホース(2つ)が付けられる分岐水栓

『カード対応OK!』ノーリツ 浴室後付けミストユニット専用部材【給湯元分岐セットAMU-2】

 

浴室環境の条件

AMU-2にも最低源の設置条件があります。

・換気扇などの換気設備は必須
・使っている給湯器は16号以上が必要
・天井の防水性(コーキング有無)

ミストサウナは、浴室に湿気が篭りやすいので、まず換気扇は必須です。また天井裏にミストが流れないよう浴室天井(天井隅)に防水性が必要です。ただ換気扇や防水性がないという浴室は、最近は少ないと思うので、それほど問題のない条件だと思います。あとは給湯器の号数をクリアしているか?は確認の必要があります。

 

まとめ

どれだけミストサウナに興味がある人がいるのかは分かりませんが、30万円~40万円の費用が掛かるミストサウナを諦めていた人にとっては、かなり喜べるものだと思いますし、想像以上に夏や冬の入浴が楽しみになります。

 

もし「水回りの業者さんを知らない!」って方は、家庭の水回りのことに強い「クリーンライフさん」や「水道救急センターさん」なら設置の相談にも乗ってくれると思うので、費用や対応地域など直接確認してみてください。

 


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