シャワーヘッドを変えるだけで節水できるの?
変えるだけで節水できます!
シャワーヘッドの節水性能に差があれば、変えるだけで節水はできます。今のシャワーと何が違うの?と思うかもしれませんが、節水する構造はとてもシンプルで、私たちに馴染みのある「水道ホースの使い方」と同じ原理です。
なにもせずホースで水を流すと、そのままドボドボと水が出てきますが、遠くに飛ばしたい時には、ホースの口を指で挟んで飛ばしますよね?これは出口を狭くすることで、水圧が上がって勢いよく水がでるという原理を使ったものですが、実は、節水シャワーもまったく同じ原理を使っています。
例えば、ホースの出口を完全に指で塞げば、水道の蛇口を閉じるのと同じで完全に水は止まります。次にホースに針を刺して小さな穴を空けます。すると、できた穴からピューっと勢いよく水が出ることがイメージできると思います。
でもポタポタ滴る程度しか蛇口を開けていない状態。
「出口が狭いと水の勢いは増す」
「でも出ている水の量は少ない」
これがシャワーの節水構造なんです。
シャワーの節水って、すごく単純な原理と構造なんですね。もちろんある程度の水の量を出さないと、今度は汚れを素早く流す能力がなくなってしまうので、各メーカーさんもそれぞれが今も研究してます。
小さな穴を空ける技術ひとつにしても、昔より進化しているので、節水しながら水の勢いが増すシャワーも増えましたし、ユーザーの求めるものも増えてきて、各メーカーは、バブルを発生させたり、浄水したりという多様性のあるシャワーを開発し、それが現在の主流になってきています。